まりんの前線復帰に思う。

7月 29th, 2010 by AKMT

巷では、まりん(砂原良徳)の復帰を「LOVEBEAT以来」とか「サントラが云々」とか書いてるけど、細かい仕事は断片的に発表され続けてたと思うし、それにまだ、シングル1枚出しただけなので、またアルバムまで10年待たされるかもしれない。

電気が8年?ガンズが12年?でも、待ってたらちゃんとリリースしてくれた。
マイブラはもう、20年近く待ってる。多分、ずっと待ち続ける。
そうそう、Xだって復活したんだ。まりんだって、そりゃ帰ってくるよ。

まりんが不在の間に、音楽シーンは変わったか?
一部のインタビューではエレクトロニカ的なものを制作していた事を話しているし、今作にテイストとしてそれを感じる部分もある。でも、一聴してそれが凄く意味のない詮索だって気付く。まりんは、ただ、まりんとして帰ってきた。だからなんにも変わっちゃいなかった。

これが2000年代初頭のリリースなら、アナログ版も出てたかもしれない。でもまりんが今回試しているのは、iTunes用の画像を収録することだった。現実に即した、無難な選択だ。面白い行為ではない。ただ、まりんならやりそうな行為だ。(インタビューでは中ジャケが間に合わなかったと言っている)

そう、まりんは何も変わらず帰ってきた。変わったのは僕らだ。まりんが次に帰ってくる時に、また時代は変わってるだろうけど、多分、まりんは変わってない。ただただ、この一点において、尊敬と畏敬の念をもって、今作を聞いている。そして、それで十分だと思う。

最近聴いてる曲(7月上旬から中旬にかけて

7月 25th, 2010 by AKMT

ネタが無い時は無理矢理書く必要もないんだけど、最近聴いてる音楽は、近いうちにアウトプットされるものに必ず反映されるので、まぁある種のネタばらしとでもいうか、なんというか。なんだこの冒頭文の文章力の無さ。。。

Triosk/Intensives Leben

ドリーミーなポップミュージックとも言えるし、アバンギャルドなノイズミュージックとも言えるし、アンビエントとも言えるし、とにかく不思議な作品なんだけど、もうなんていうか、こういうのが作りたいんだよ!という、どツボな作品です。

Jan Jelinek/Moiré(Strings)

動画は同じタイトルのMoiré(Piano & Organ)という曲。2002年くらいの作品で、持っていたんだけど、久しぶりにひっぱり出したら、今作ってる曲にソックリだったorzという曲。いわゆるベーシックチャンネル系のミニマルダブで、最近は仕事のBGMはこれを聞いてる事が多い。

Patrick Pulsinger/Construction Tool
古い曲。動画なかった。ドイツの人でCJボーランドのミックスCDの1曲目に入っていたんだけど、つい最近デジタルでリイシューされてたので購入。僕の中でハードミニマルっていうのはこういう曲。歪み方が最高にカッコいい。

Squarepusher/Port Rhombus

これも古い。909とアーメンビーツのドリルンベースに美しい旋律。そして、細かいマテリアルの数々に圧倒される。リファレンス用で良く聞いてる。

My Bloody Valentine/Moon Song

最近、またマイブラを聞き返してるんだけど、Tremolo ep収録のこの曲は、今も僕にとっては完全なアンビエントソング。

『Subliminal』の試聴会に行ってきた。

7月 18th, 2010 by AKMT

サンレコ主催のまりん(砂原良徳)の8年ぶりの新作『Subliminal』の試聴会に行ってきた。

場所はなんと、ソニーの乃木坂スタジオだよ!

スタジオのラージモニターで聞けるんだぜ!


今作のミックスはROVOの増子さんのようで、その増子さんおすすめで試聴は「音質がWAVよりいい」SD2ファイルで行われた。

まりんの前線復帰には色々思うところあるけど、それは実際に作品がリリースされたら書くことにする。

さて、新作を一聴した感想を言うと、昨年発表されたサントラ『No Boys,No Cry』の質感を受け継ぎつつ、『LOVEBEAT』からの着実なアップデートをしつつ、ボイスサンプルとかの処理は90年代の『TAKE OFF AND LANDING』あたりも想像させる感じだと思った。要するに「まりん」そのものだったよ!

超ミニマルなイントロにビックリした1曲目「The First Step」のシンセのフレーズや音色はサントラ収録の「Sunset Blue」っぽい感じ。
『LOVE BEAT』は音数が少なめで、その隙間をディレイとかリバーブで埋めていく感じだと思うけど、今作は全体的に音数は多めな印象で、この曲は特に、様々なマテリアルが左右に細かくパンニングしながら音像を構築していく感じ。

2 曲目「subliminal」は低音の処理とグルーブ感が素晴らしかった。
『LOVEBEAT』でいうと「LOVEBEAT」のビートとベースの感じを、さらに一歩推し進めた感じかな?まりんがこれをタイトルトラックとした意味は、、、いや、そういう深読みはまだ早い。

個人的にはユーストでもちょこっと流れた3曲目「Unconscious Fragment」がツボだった。これまでのまりんの作品ではあまり見られなかった(と思う)アンビエントなテイストに、ノイジーなビートが絡んでくる感じ。
自分で言うのもアレすぎておこがましいけどけど、tecraの次に作ってるプロダクトはこんな感じなんだよ!

4曲目「Capacity」は『LOVE BEAT』でいうと「the center of gravity」みたいな美しく荘厳な感じ。
コード展開もメロディも素晴らしい。うん、良かった!

4 曲で20分くらい。試聴後はなんと!まりん本人が登場!

テクノカットというよりは「まりんカット」というべき(=つまり普通の)髪型で、サングラスをかけて登場したまりんは、喋ったし!動いてたよ!

サンレコ副編集長の@sinojakiさんによる簡単なインタビューと質問コーナーはこんな感じ

・一番古いマテリアルは2002年のものらしい
・シンセは『No Boys,No Cry』の時と変わっていないらしい
・ソフトシンセとハードシンセの割合は7:3か6:4くらいらしい
・一部の曲ではliveを使ってるらしい(!!)
・アルバムが出ると『Subliminal』の意味がわかるらしい
・そのアルバムは年内。。。って感じらしい
・次号のサンレコ表紙ではないらしい

で、まりんに直接質問できる機会なんて、超レア!!なので、僕は「ライブで何をやってるんですか?」って質問しました。

ライブではダブミックスをしていて、16トラックをまりんとサポートの人で8トラックづつに分けてる。
ミキサーはマッキーの4Busのやつを使ってるらしい。(多分)アナログ卓ってことか。
まりんは上ものとボイスサンプル、ちょっとした演奏などの担当で、飛ばし用のエフェクトはBOSSのSE50(!)を使ってるらしい。

最後にステッカーをもらって終了。

こういう商業スタジオでの試聴会ってのは殆ど聞いたことがないけど、個人的にはすごく有意義な体験だったし、いわゆるブロガーミーティングの音楽版として、新しい音楽プロモーションの形として、様々なアーティストで是非やって欲しいなぁと思った。むしろ、音がいいと自負するアーティストは積極的にやるべきだとも思った。

あ、「生きて帰ってきていただいてありがとうございます」って本人にいいましたけど、不謹慎だけど、冗談のようで、本当にそう思います。本当に、おかえりなさい。

二郎と電車と馬車道

7月 13th, 2010 by AKMT

二郎をこじらせると定期的に行かないと体の調子が悪くなるのがジロリアンだけど、ついに茨城まで進出してしまった。

という事で先日、@tecrainfoと一緒に茨城の守谷というところにある「ラーメン二郎 茨城守谷店」に行ってきた。道 中、ディーゼルで動くというマニアックな電車をみたり、謎の廃墟を見たりしてフラフラした後、二郎をガッツリ食してきた。味とかの感想はここで喋ってるの で、暇なら聴いてみてください。
あ、電車とか廃墟からガッツリインスピレーションを頂きましたので、近々アウトプットします。

で、帰り道に鉄道博物館に寄ってきた。すげー萌えた。時間の都合でトレインシュミレーターは体験できなかったけど、電車を間近 で見て大興奮。

帰りは馬車道でピザを食べながらMTG。なんかデジャビュっぽいなぁと思ったら、「Scenery Seen Vol.1」の構想を馬車道でしていて、またあの季節が始まったって感じ。

そんな休日。

iPad購入

7月 9th, 2010 by AKMT

ipad

日本での発売から約1ヶ月遅れてwifi16GBモデルを購入。

購入前に店頭で 触った感じでは「重い」とか「中途半端」とか思っていたし、「大きいiPod touch」ってイメージがだったんだけど、実際に持っている人達の感想は「とにかく体験すべし」って感じだった。

その一方であんまり賛美もしてないし、話題にも上がってない感じで「どうしたの?」って感じでもあったんだけど、 iPhone4で体験できることは、ある種、想定の範囲内とも言えるので、みんながiPhone4の予約に奔走している時に、発売日に手に入るという予約 をキャンセルして予約。

以下、僕の感想。

・我が家にやってきたiPadは家で使うにはちょうどいいサイズだった。
・一方でPCと 一緒に持ち歩くものではないと思った。
・確かに「大きいiPod touch」だから、「小さいiPod touch」を触ったことのある人に激的な感動がないのは当然。
・一方で「大きいことはいいことだ」を痛感させられる のはブラウジング。ウィキペディアをアプリではなくてブラウザから使えるのはやっぱり便利。
・マルチタスクじゃない今 は「大きいiPod touch」だけど、iOS4でマルチタスクになった瞬間にノートPCからの切り替えも可能になると思う。
・裏面に付ける変なプロテクターみたいのはいらない。パソコンの裏面にはそんなもんはいらない。
・でもスタンドはあったほうが便利。その為だけにドックを買おうかと思ってる。
・余裕で気 泡が入ったけど、「可愛い子のほくろ」みたいなもんで、ソレすら気に入ってる。
・電池がスゲーもつ。ゲームとかガンガ ンやってるけど、1日は余裕。3Gだとどうなんだろ?

要するにトリコです。ただ、 確かに「スゲー感動」はない。っていうか、iPadがあまりにも簡単に生活に馴染んでしまったほうが驚き。

あ、MacBookProとイーモバイルをつないで、そこからwifiにつなげられることを(いまさら)知って、出先での稼働も増えてきました。本当に仕 事はこれだけでイケそうだな。。。