前回の話はこちら。今回はメンバーの話を曲順とあわせて。
1曲目はAero Finbackさん。以前から好きだった方だけど全く接点はなくて、手を上げてくれた方以外のメンバーを考えているときに最初に思い浮かんだ人。実は全体でも最初に音源を送ってくれた。ご自身のHPなどで視聴できる音源に共通するキラキラしたサウンド満載で、届いた音源を聴いた時に「そう、これが聞きたかった!」って感じだった。それと、コンピの1曲目というのは試聴とかでもとっても重要で、アンビエントはその点、試聴には向かないといっていい。ホワ〜ンって音が多いから。そんな中でこういうサウンドは絶対欲しかったから、1曲しか来てない状況だったけど、1曲目に決定してたっていう。
2曲目は僕。モチーフは結構前からあって、僕が以前に出した「verdure」「verb」につぐ「V作戦」もしくは「V系」の3作目です。メインでなってる音はギターで、リバーブかけまくったら陰も形もなくなった。こういう路線のやつはまた来年にやりたいなぁと思ってます。
3曲目はShin Sheenaさん。春のM3で出されていた作品がすごく好きで、あとアシッドコンピを凄く褒めてくれて、「次作があるなら参加したい」とまで言ってくれたので、普段はエレクトロニカ的なものを作っておられるのでアンビエントコンピに参加して頂くことに。想像どおりのサウンドで仕上げてくれました。フル版をDLできるので是非に!
4曲目はいつもお世話になっております、909stateさん。「日本のアシッドマイスター」909さんですが以前に出していたアンビエントのアルバムが素晴らしかったので、未聴の方はそちらも聞いてみると宜しいかと。今作もすばらしいドローンで、タイトルはハルヒファンにはたまらないアレですね。SEは聖地にて録音されたらしい!
5曲目、TREMORELAさん。アンビエントという言葉から想像されるアーティストは数多くいると思うけど、この曲から漂うのはthe Orb。時々刻々と移り変わるサウンドスケープは今作で最長の10分ありますが、まさに「DayTripper」な感じで 、時間の経過を忘れさせる素晴らしい作品。実はマスタリングをしてくれた沖林先生との因縁があるとかないとか、、、
6曲目、ファスマさん。mono-oto以来、お世話になりっぱなしでございます。実は最初、デザイン関係で参加していただこうと思っていて、その打診は早くからしていた。デザインの話は次回以降にするとして、せっかくなので音源もお願いしたら、これがもう、人柄がそのままにじみ出るような温かいサウンドで。こりゃモテる!モテビエントロニカですよ!
7曲目はRATTLEさん。大阪の某シンセショップの方です。サウンドクラウドに上がっていた諸作が素晴らしく、お願いして参加して頂くことに。今回のコンピで「アンビエントってどういうものですか?」と聞かれたら、僕はこの曲と答える。夕暮れ時が似合う曲。コンピ全体を時間経過で例えるなら、ここまでが夕方という感じ。
8曲目は、こちらもいつもお世話になっております、ザッソーさん。この曲はご本人のイメージとは違うかもしれないけど、この曲順にした時に、前曲から引き続いて夕方から夜への時間経過を感じさせるなぁと。物悲しい感じ。引き出しの多い方だと思っていたけど、この曲もこれまでの作品とは違う、ベテランの妙技。アンビエントというとシンセっぽいイメージの方が強いかもしれないけど、今作はこの曲も含めてギターを使ってるのが多い。
9曲目はSOLさん from カセットレコード。時間はさらに経過して、この曲は完全に夜。実は最後に音源をもらったので、この曲以外の大まかな曲順はすでに決まっていて、当初、ザッソーさんとつきしまくんの曲が連続していたんだけど、到着した音源を聞いて、凄くいい塩梅でこの位置に入ってくれた。コンピをやるとこういう「曲順マジック」が起きる。だから楽しい。
10曲目はAL-Kamerことつきしまくん。今回のメンバーで最年少。さらに唯一、作風を指定させてもらった。アンビエントというと「ドリーミー」とか「浮遊感」とかそういった言葉で語られる事がおおいけど、そうじゃない、もっとトゲがあるものあるわけで、彼にはそういう音を作って欲しいと依頼した。よい感じで暮れた夜の悪夢。オーダー通りの曲が上がってきてニンマリ。
さて次回はデザインとか、音源以外で携わってくれた方の話を。