今年の5作品

個人的な記憶としてまとめておきます。基本的にバンド名・アーティスト名/作品名で表記、今年発売の作品に限ってません。

Luna Sea「Luna Sea」
2000年の何とも言えない終幕=解散から数回の単発的な復活を経て 本格再始動したバンドは2つの作品をリリース。1つはインディーズ時代の作品のセルフリメイクとなる本作と、地震以降に発表されたチャリティソング「Promise」。発売時期が地震と重なってしまった為、十分なプロモーションが出来なかったものの、往年のヴィジュアル(ビジュアルじゃなくて、ヴィジュアルね)と卓越した演奏技術で問答無用の完成度。大変心配された河村隆一の「声」は、艶と色気と狂気をまとった、全盛期(僕はStyleの時期だと思ってる)を凌駕するものとなっていた。本作のきっかけとなった昨年末の「黒服限定GIG」で披露された「image」も素晴らしいので是非。

特撮「5年後の世界」
絶望少女ワークが事実上の特撮ワークなわけで空腹感は無かったが、アイドルプロデュースに奔走するナッキーにヤキモキしていたのも事実。そんな中で突如メジャーからリリースされた本作は、COTDの復帰作と同様に「この時代にメジャーからリリースすること」を感じさせられる、過去作のセルフリメイクを含む形ではあるが、とにかく1曲目でありタイトルチューン「5年後の世界」が素晴らしい。オーケンのようなキャリアのある人は常に過去との比較をされるが、それを「お前は持ち場に戻るんだ!」というアジテーションで一蹴。ナッキーには珍しいシンガロングタイプの楽曲がそれをさらに加速する。演奏も録音も素晴らしい。

Fumiaki Kobayashi「Qualia」
テクノとは?と僕に聞く人がいたら、2011年はこのアルバムを挙げさせてもらいます。ご本人にも一方的にお話ししたが、こういうアルバムを作るのは相当に勇気が必要で、シーンに向きあう姿勢とそれを踏まえた自身のポジションの取り方などを含めて、最大限のリスペクトを表明しつつ、それを感じた人がここにいて、それを来年の糧にさせてもらうことも書いておきます。

Mike Paker「Geophone Outtakes」
詳しいバイオグラフィーは分かりませんが、2006年の作品。今作だけじゃなくbeatpotで購入できる全作品は、狂ったように聞きまくった。音がとにかく好み。ミニマルに回帰していくキッカケになった。

X-Japna「Jade」
すみません、やはり書いておきます。本作は3年前のライブで既に披露され、「出る出る詐欺」とHIDEの肖像権に関するトラブルを経てリリース。その結果、インディーズより変わらなかったPataのギターの定位が右ch(つまりHIDEの定位置)に、それに合わせてYOSHIKIのハイハットも左chに変更になった。ストリングスアレンジはSay Anythingのアレンジをやった人(名前失念)が担当しすることでYOSHIKIの手癖に頼らないサウンドになり、後期X-Japanで乱発しデモ版にはあったピアノソロを排除することで従来よりもモダンになった。YOSHIKIの王道的な「カノン進行」 は相変わらずだが、僕のような信者は何でもありがたがってしまうのです・・・

あ、ワーストも上げておきましょう。ダントツでCOTD「Dear Future」です。理由は書かないけど。

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