『Subliminal』の試聴会に行ってきた。

サンレコ主催のまりん(砂原良徳)の8年ぶりの新作『Subliminal』の試聴会に行ってきた。

場所はなんと、ソニーの乃木坂スタジオだよ!

スタジオのラージモニターで聞けるんだぜ!


今作のミックスはROVOの増子さんのようで、その増子さんおすすめで試聴は「音質がWAVよりいい」SD2ファイルで行われた。

まりんの前線復帰には色々思うところあるけど、それは実際に作品がリリースされたら書くことにする。

さて、新作を一聴した感想を言うと、昨年発表されたサントラ『No Boys,No Cry』の質感を受け継ぎつつ、『LOVEBEAT』からの着実なアップデートをしつつ、ボイスサンプルとかの処理は90年代の『TAKE OFF AND LANDING』あたりも想像させる感じだと思った。要するに「まりん」そのものだったよ!

超ミニマルなイントロにビックリした1曲目「The First Step」のシンセのフレーズや音色はサントラ収録の「Sunset Blue」っぽい感じ。
『LOVE BEAT』は音数が少なめで、その隙間をディレイとかリバーブで埋めていく感じだと思うけど、今作は全体的に音数は多めな印象で、この曲は特に、様々なマテリアルが左右に細かくパンニングしながら音像を構築していく感じ。

2 曲目「subliminal」は低音の処理とグルーブ感が素晴らしかった。
『LOVEBEAT』でいうと「LOVEBEAT」のビートとベースの感じを、さらに一歩推し進めた感じかな?まりんがこれをタイトルトラックとした意味は、、、いや、そういう深読みはまだ早い。

個人的にはユーストでもちょこっと流れた3曲目「Unconscious Fragment」がツボだった。これまでのまりんの作品ではあまり見られなかった(と思う)アンビエントなテイストに、ノイジーなビートが絡んでくる感じ。
自分で言うのもアレすぎておこがましいけどけど、tecraの次に作ってるプロダクトはこんな感じなんだよ!

4曲目「Capacity」は『LOVE BEAT』でいうと「the center of gravity」みたいな美しく荘厳な感じ。
コード展開もメロディも素晴らしい。うん、良かった!

4 曲で20分くらい。試聴後はなんと!まりん本人が登場!

テクノカットというよりは「まりんカット」というべき(=つまり普通の)髪型で、サングラスをかけて登場したまりんは、喋ったし!動いてたよ!

サンレコ副編集長の@sinojakiさんによる簡単なインタビューと質問コーナーはこんな感じ

・一番古いマテリアルは2002年のものらしい
・シンセは『No Boys,No Cry』の時と変わっていないらしい
・ソフトシンセとハードシンセの割合は7:3か6:4くらいらしい
・一部の曲ではliveを使ってるらしい(!!)
・アルバムが出ると『Subliminal』の意味がわかるらしい
・そのアルバムは年内。。。って感じらしい
・次号のサンレコ表紙ではないらしい

で、まりんに直接質問できる機会なんて、超レア!!なので、僕は「ライブで何をやってるんですか?」って質問しました。

ライブではダブミックスをしていて、16トラックをまりんとサポートの人で8トラックづつに分けてる。
ミキサーはマッキーの4Busのやつを使ってるらしい。(多分)アナログ卓ってことか。
まりんは上ものとボイスサンプル、ちょっとした演奏などの担当で、飛ばし用のエフェクトはBOSSのSE50(!)を使ってるらしい。

最後にステッカーをもらって終了。

こういう商業スタジオでの試聴会ってのは殆ど聞いたことがないけど、個人的にはすごく有意義な体験だったし、いわゆるブロガーミーティングの音楽版として、新しい音楽プロモーションの形として、様々なアーティストで是非やって欲しいなぁと思った。むしろ、音がいいと自負するアーティストは積極的にやるべきだとも思った。

あ、「生きて帰ってきていただいてありがとうございます」って本人にいいましたけど、不謹慎だけど、冗談のようで、本当にそう思います。本当に、おかえりなさい。

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